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7 rue du Cirqueに新たなゆとりの空間が誕生
執筆者:イネス・ボージェ(Business Immo、原文フランス語)
パリ8区で10件あまりの改修プロジェクトを手掛けている資産運用および不動産開発企業のChelsfieldは、パリ8区を知り尽くしています。最近ではThe Olayan Groupが7 rue du Cirqueに所有する「Villa Matignon」の再開発に乗り出すことを発表しました。Chelsfieldのシニアアセットマネージャーであるニコラス・マリンは、エリゼ宮殿とホテル・ル・ブリストル・パリに近く、英米の大使館が目と鼻の先である「Villa Matignon」を、「優美なファサードと絶好の立地を誇る壮大な邸宅」と評します。
このプロジェクトは、長い歴史を持つ総面積1,800m2の5階建てビルの完全な再開発が目的です。ただし、元の建物に木材だけを使った300m2の空間を増築するという、Chelsfieldならではの特色も盛り込んでいます。現在、増築工事が行われており、2021年第2四半期に引渡しを予定しています。
「開拓者精神を思わせるこの増築計画を誇りに思っています。ハイエンドで透明性の高い新世代の建物を目指します」とニコラス・マリンは話しています。
今回の再開発には、建物の機能性を見直し、オフィススペースを最適化して流動性と柔軟性を高めたいというChelsfieldの方向性が示されています。何よりも重視されているのは、建物を外界に対してオープンにすることです。ほとんど全てのフロアにテラスが設置され、誰もが庭園の眺めを楽しめる設計になっています。設計はChelsfieldが建築事務所のOne X Oneの協力を得て作成しました。
建築事務所Fresh Architecturesのジュリアン・ルソー氏とサステナブルプロジェクトで名高い現代建築家のアルドリック・ベックマン氏の作品にヒントを得て設計された「Villa Matignon」は現在、入居者募集中です。シングルテナントを想定しており、すでに数件のテナントが候補に挙がってます。