























ロンドン・ナイツブリッジにある希少な3.5エーカーの区画で、ハロッズとハーヴェイ・ニコルズの間に位置するThe Knightsbridge Estateは、歴史的建築と世界的なリテールブランド、プレミアムオフィス、ラグジュアリー賃貸アパートメントを融合させたランドマーク的な施設です。2010年にOlayan Groupが取得し、Chelsfieldが企画・アドバイザーを務めた本プロジェクトでは、高級リテールに特化した再開発を行いました。
北側の再開発では、7つのフラッグシップストア、67,000平方フィートのグレードAオフィス、専有中庭を囲むデザイン性の高い33戸の賃貸アパートメント、壮観な屋上レストラン、新たなKnightsbridge地下鉄駅の入口、そして公共空間の整備を実現しました。
Chelsfieldは2014年、Olayan Groupがパリ中心部にある総面積82万平方フィートの特別な複合用途ポートフォリオを取得する際にアドバイザーを務めました。このポートフォリオは、ゴールデントライアングルとビジネス地区の中央部に位置し、当初は9棟のプライムビルで構成されていましたが、その後、273 Rue Saint-Honoréを売却し、優れた投資収益を実現しました。
Chelsfieldは、Olayan Groupが所有するマンハッタンのランドマーク的な850,000平方フィートの複合用途タワー「550 Madison Avenue」の共同開発者兼アセットマネージャーを務めました。本プロジェクトでは、受賞歴のある建築事務所Snøhettaと協力し、ニューヨークのオフィスタワーの中でも最も先進的なビジョンを体現しています。2017年に策定されたコンセプトに基づき、商業·リテールスペースの最適化と拡張を行い、公共空間を充実させるとともに、アメニティ、健康·ウェルネス、サステナビリティ、高品質な空気浄化システムを重視しています。550 Madisonは、ニューヨークの建物で初めてLEEDプラチナおよびWELLゴールド認証を取得しました。
The Olayan Groupが取得し、Chelsfieldが提案および助言を行った73 rue Saint-Honoréは当初、ポートフォリオの一部として他の8物件とともに購入されました。2018年11月にOxford Propertiesに売却され、大きな投資収益を達成しました。Chelsfieldは、Oxford Propertiesのパリ支社が設立された2019年下旬まで、同社に代わってこの資産の運用を続けていました。
Ilchester Estatesとの合弁により、イギリス指定建造物である旧Commonwealth Instituteビルを含む約1万4,200m2の用地の再開発を手がけました。約9,300m2に及ぶ同ビルについてはDesign Museumという絶好のテナントを得る一方、レム・コールハース氏およびライナー・デ・グラーフ氏の設計による3棟の集合住宅(54戸)も完成前に完売するなど、地域活性化に大きな役割を果たしています。
ウォータールー駅に隣接することから“One Waterloo”とも呼ばれるプロジェクト。Chelsfieldの魅力的なビジョンの下で、完成に先立つ2017年5月に不動産デベロッパーのHB Reavisが購入を決定しました。
50戸の住宅とITスタートアップ企業向けオフィス、そして地上階にアーティスト向けスタジオを持つ複合開発です。
シティ・オブ・ロンドンのGracechurch StreetとLudgate Hillにそれぞれ位置する2つのホテル。2007年に取得後、一流のビジネスホテルへと再開発されました。
ロンドンの高級住宅街、メイフェア地区にある約4,830m2の物件。2006年に取得後、建物の拡張と建築様式の変更によって7階建のブティックホテルとして生まれ変わりました。2011年に売却。
Chelsfieldの旧本社として26年以上活躍した建物。グレードIIのイギリス指定建造物としての制約下で、ロンドンの高級住宅街であるメイフェア地区でも最高級の建物に再開発され、2014年に売却されました。
ロンドン北部にある世界的に有名な約3万6,400m2の物件。2005年に取得し、2014年に4億ポンドで売却。
この敷地は182エーカー/ 73ヘクタールを超え、ロンドン史上最大の開発計画の対象となり、およそ13万m2に及ぶ大型ショッピングセンター、オフィス、住宅、娯楽施設で構成されています。Westfieldが2005年に取得し、当初のビジョンに基づいて開発を継続。2012年にロンドンオリンピック選手村の一部として活用されました。
Conduit StreetとNew Bond Streetの交差点にあり、Westbury Hotelに隣接したビル。1995年に取得後、地上階は約1,500m2の高級ブランドショップに改修されました。
1997年に取得したロンドンとニューヨークのホテル。再開発により両物件とも高級店舗スペースを設置した後、ニューヨークの物件は47戸の高級集合住宅に生まれ変わりました。両物件とも1999年に売却し、White Cityの購入資金となりました。
遊休地を高密度、多目的の街区へと再開発する大型プロジェクト。1996年に竣工しました。
1995年に取得。画期的なビジョンに基づいて、店舗はもちろん公共交通機関によるアクセスも刷新し、それまでの常識を覆す新たなショッピングセンターとして再生しました。
ロンドンの最高級ショッピング街であるNew Bond Streetに面した約2,230m2のアールデコ様式の建物。1996年に取得後、内部の改修を経てラルフローレンのロンドン旗艦店となりました。
ロンドンの高級住宅地、ベルグレイヴィア地区の一画を占める物件。19世紀末に建築家トーマス・キュービットにより設計されました。Chelsfieldによって街区全体が高級住宅へと再開発され、高額ながらもすぐに完売となりました。
イングランドのウェスト・ミッドランズにある、約90万6,500m2に及ぶ広大な敷地を有するショッピングセンター。1993年に1億2,000万ポンドで取得、2005年に11億ポンドでWestfieldに売却。
約708万2,000m2の広さを持つ世界有数のゴルフコース。1989年に取得後、大規模な改修を経て1億3,500万ポンドで売却。
ヒースロー空港に近いアクスブリッジ地区に位置する約161万8,700m2の物件。いわゆるビジネスパークの先駆的存在であり、1987年に3億6,500万ポンドでMountleigh Groupに売却。
オスマン様式のクラシックな建物で、希少な庭園、3つのプライム商業区画、9階建てのオフィススペースを備えています。本プロジェクトでは、12万平方フィートのオフィスを再開発し、収容能力を10%拡大、新たなテラスの設置、バリアフリー化の向上、最高水準のサービスの提供を実現しました。また、屋上には現代的な拡張スペースを追加し、機能性と魅力を向上させました。
50 Avenue Montaigneに隣接し、シャンゼリゼ通りにも近い本物件は、地上階と1階に広大な商業フロア、緑豊かな庭園、2階から7階までのオフィスフロアを備えた特徴的でモダンな建物です。建物の再構築により、壮大なフラッグシップストア、グレードアップされたオフィス空間、複数の屋外スペースを創出し、印象的な新しいファサードを設けました。商業区画には再開発前から変わらずドルチェ&ガッバーナが出店しています。
有名なシャンゼリゼ劇場と高級ホテルであるプラザ·アテネの間にあり、avenue Montaigneに面した素晴らしい立地の7階建の物件です。店舗やオフィスからは、エッフェル塔を望むことができます。
本物件は、François 1er通り、Marbeuf通り、Clément Marot通り、Cerisoles通りに囲まれた街区に、8棟の建物が2つの中庭を囲むように並んでいます。オスマニアン様式のファサードを持つ広い複合ビルには、高品質の住宅、エレガントなオフィス、一流のショップやレストランが入居しています。近隣にも多くの有名なレストランやショップが軒を連ねています。
la Boétie通り、d’Astorg通り、Lavoisier通り、Malesherbes通りに囲まれた街区全体を占める物件です。7階建の建物は、店舗、オフィス、住居で構成されており、店舗スペースで最も目立つのは大型スーパーの「モノプリ」(Monoprix)です。
Haussmann通りに面した角地にある6階建の物件です。向かいには世界的に有名なデパート「ギャラリー·ラファイエット」が、隣にはオペラ座があります。地下階と1階が店舗フロアとなっており、観光客の集まる通りに面した立地が集客に貢献しています。物件取得後、運用戦略の大幅な見直しにより約1万9,695m2のうち約1万3,000m2以上を改修してテナントを迎えています。
観光客も含めて年間1億2,800万人が利用するサン·ラザール駅から約100メートルの華やいだ街区の一角に位置しています。パリで2番目に乗降客の多いこの駅の周辺は、政府と民間からの巨額投資を受け変容を遂げつつあり、複合施設でもある本物件は、今後の人口動向に合わせた活用が可能です。
5階建ての本オフィスビルは、美しいオスマン様式のファサードを持ち、エリゼ宮やル·ブリストルホテルの近くに位置し、アメリカ大使館およびイギリス大使館を隣接しています。本プロジェクトでは、全面改修と背面部分の拡張を行い、オフィススペースを増設しました。また、新たにテラスを設置して屋外スペースを拡充し、大きな窓を導入、さらに美しく整備された中庭を設けました。エネルギーと資材の廃棄を最小限に抑えるため、89立方メートルのプレハブ木材を使用し、中庭部分には300平方メートル以上の追加スペースを創出しました。