The Olayan Groupと資産運用・開発を手掛けるChelsfieldが、Avenue Montaigne最大の高級ブランド旗艦店スペースをドルチェ&ガッバーナに引き渡し

2021年2月17日 に ヨーロッパ

The Olayan Groupと資産運用および開発を手掛けるChelsfieldは、パリのゴールデントライアングルの中心部にある「54 Montaigne」の引渡しを行いました。この物件は、野心的な高級ブランド旗艦店向けの店舗スペースとして再開発されたものです。

建物全体がドルチェ&ガッバーナにリースされることから、イタリアの高級ブランドである同社の意向が色濃く反映されています。

Chelsfieldチームは同社の要望に応えるため、建築事務所Fresh Architecturesに協力を求めました。

現代の小売店は、ブランドとその精神を体現するような刺激的でユニークな建築を強く求めています。「54 Montaigne」は、The Olayan GroupとChelsfieldが持つ高級商業不動産に関する豊かな知識を体現すると同時に、象徴的な店舗スペースを創出することによって、人々に新たな体験を届けようと模索するブランドを支える両社の姿勢をあらためて示しています。

ドルチェ&ガッバーナは現在、2021年春のリニューアルオープンを目指して内装工事を進めています。

パリのハイブランド向け不動産市場の復活の兆しを告げる「54 Montaigne」

このプロジェクトの課題は、建物をドルチェ&ガッバーナの旗艦店にふさわしい、真にグローバルなショーケースへと一新することでした。建物は古びてはいるものの、規模と構造はこの目的に完全に合致していました。

シャンゼリゼに近くモダンで独自の建築様式を持つこの建物は、総面積2,000m2、地下階から3階まで計1,200m2の店舗スペースを備えています。これを再開発し、パリの幹線道路であるAvenue Montaigneにゆったりした店舗、ショールーム、高級オフィス、そして広々した屋外スペースを持つ、高級ブランドの大型旗艦店を誕生させることを目指しました。

フランスの職人の技を最大限に生かしたマルチパートナープロジェクト

まるでラグジュアリーなオブジェのようなこの再開発を成功させたのは、The Olayan Group、Chelsfield、Fresh Architecturesという三者のパートナーシップでした。この三者は、テナントであるドルチェ&ガッバーナのニーズと期待を正しく読み取り、形にしたのです。

Fresh Architecturesの建築家たちは、1912年のファサードアーチを復元した伝統のファサードに斬新な装飾を施すことにより、その感性と創造性を示しました。Fresh Architecturesの提案は、ショーケースに陶材を使用し、伝統の落ち着きと現代的な大胆さの絶妙なバランスによりAvenue Montaigneの街並みに新しい風を吹き込むというものでした。屋根のあるエントランスは、優れた建築物が立ち並ぶAvenue Montaigneの中でも強い存在感を放っています。

特に人目を引くのは、新しいファサードと、リモージュにあるベルナルドの工房で一つ一つ手作りされたピコ(ループ状の縁飾り)です。また、Eiffage Constractionの子会社でパリのイノベーションと伝統保全を専門とするPradeau Morinと、カタロニアのファサード設計会社Bellapartがプロジェクトに招かれました。

さらに、このプロジェクトでは多くの屋外スペースが整備されています。

  • お客様が利用可能な屋外スペース(1階に400m2のテラス)。
  • 旗艦店には珍しいグリーンスペースとグリーンルーフ。
  • パリ市の都市計画部門の協力を得てAvenue Montaigneに面した歴史あるフロントガーデンを復元し、一般開放。

改修工事中、ドルチェ&ガッバーナは39 rue François 1erに仮店舗を構えています。この建物も将来的には商業施設プロジェクトとしてThe Olayan Groupのポートフォリオに追加される予定です。

The Olayan Groupのジョナサン・シェルトンは次のようにコメントしています。「54 Montaigneは、世界の一等地、特に最高級ブランドの旗艦市場であるパリの一等地で高品質資産に投資するというThe Olayan Groupの長期戦略を最もよく表しています。」


Top