2020年5月

Chelsfield Asia Fund 1の募集を完了

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アジア

投資

Chelsfield Asiaは、アジアの主要なゲートウェイシティである香港、上海、シンガポール、東京のオフィス、住宅およびリテール部門への投資によって、ベンチマーク以上のリスク調整後リターンを実現する魅力的なポートフォリオの作成を目指しています。

Chelsfield Asia Fund 1

Worfu(和富)
香港 ノースポイント(北角)

2018年2月、Chelsfield Asia Fund 1はPamfleetとの合弁事業を通じて、地域の人々が利用する香港のショッピングセンター「Provident Square」(現在は「Worfu(和富)」と改称)を取得しました。ノースポイント(北角)最大級のショッピングモールであるこの物件は、延床面積約1万9,500m2の3階建の建物で、約223mにわたってWharf Roadに面しています。

当物件は十分に運用されていませんでしたが、今回の投資により現代的な高級ショッピングセンターへと生まれ変わりました。2020年末までに、外観だけでなくショッピングセンターへのアクセスや低層階エリアの動線を改善することで、訪問客だけでなく、より多くの高級テナントを獲得していくための大規模な改修が完了しています。

Chelsfieldは、受賞歴のあるデザインスタジオ「Lead8」に設計を依頼しました。

Worfu(和富)
香港 ノースポイント(北角)

  • 取得年:2018
  • セクター:リテール(地域向け)
  • 戦略:バリューアッド型
  • 総床面積:約1万9,500m2

9 Queen’s Road Central
香港 セントラル(中環)地区

Chelsfield Asia Fund 1は2018年4月、L Cattertonとの合弁事業(出資比率60:40)を通じて715m2の物件を取得しました。

この物件は香港の中心業務地区にあり、高級ショッピングモール「ザ・ランドマーク」に隣接しています。建物はグレードAの31階建オフィスビルで、1階はフロア全体を4つの店舗ユニットに仕切ることができるようになっています。

1階はDes Voeux Road CentralとIce House Streetに面し、以前はエルメスの店舗として使用されていました。

2021年3月の改修工事後、フロアスペースは小さな店舗ユニットに分割されました。この戦略により、活気あるテナントミックスを創出し、より多くの買物客を引き付けることが可能になりました。

9 Queen’s Road Central
香港 セントラル(中環)地区

  • 取得年:2018
  • セクター:リテール(繁華街)
  • 戦略:バリューアッド型
  • 貸出可能面積:715m2

Lazada One
シンガポール ブラス・バサー地区

2019年1月、Chelsfield Asia Fund 1とアセットマネージャーのARAは、総面積約2万2,400m2の複合ビルであるManulife Centreを取得しました。Manulifeは「5One Central」に改称された後、新しいアンカーテナントであるLazadaにより、「Lazada One」に再度改称されました。

11階建のこの物件は、官公庁や文化施設が集中するブラス・バサー地区にあり、オーチャード通りに面しています。近年この地区は新たな企業集積地としても注目を集めています。

Chelsfieldはこの物件を、多彩なライフスタイルに応じて多様な設備を提供する特色のあるオフィススペースに改修することで、資産の活用性を高めることを目指します。今後は、利用者が快適に過ごせるよう物件の各所をアップグレードし、店舗スペースについては、より便利で活気ある場になるよう整備していきます。質の高いテナントとコワーキングスペース運営者を厳選し、資産の活性化を図っていく予定です。

2020年7月に着工し、工事完成は2021年末を見込んでいます。

Lazada One
シンガポール ブラス・バサー地区

  • 取得年:2019
  • セクター:オフィスおよびリテール
  • 戦略:バリューアッド型
  • 貸出可能面積:約2万2,400m2

LL Land Tower
上海 静安区

Chelsfield Asia Fund 1は2019年11月、Amcorp Propertiesとの合弁事業により「LL Land Tower」内のオフィススペースを5階層分(延床面積約9,770m2)取得しました。

Llland Towerは、上海の3カ所の中心業務地区のひとつ、静安区の南京西路(West Nanjing Road)に位置しています。3つの地下鉄駅から歩いて5分以内にあり、近隣には著名な店舗や施設が揃っています。

同物件については、2015年にロビー改修とともに全館リノベーションが実施されているほか、最近では基壇部の店舗エリアについても大規模な改修工事を実施しました。

今回取得した5階層分のオフィススペースは賃貸収入改善のため、2020年5月以降、共用部分を含めて大幅にアップグレードされています。

5つのフロアのうち3つは、実績のあるコワーキングスペース運営業者が運営管理します。さらに5つのフロア全てに新たにミーティングルームを設置し、入居テナントがスペースをより有効活用できるようにしました。家具付きオフィスも完備しています。

LL Land Tower
上海 静安区

  • 取得年:2019
  • セクター:オフィス
  • 戦略:バリューアッド型
  • 総床面積:約9,770m2

Midtown Jing An
上海 静安区

2019年11月、Chelsfield Asia Fund 1はPamfleetとの合弁事業として、大型商業施設を中心とする大規模複合施設である「Lifehub@Daning」の内、4棟のオフィスビル(現在は「Midtown Jing An」に改称)の50%持分を取得しました。

これらのオフィスビルは2006年に完成したもので、大寧路(Daning Road)と共和新路(Gonghexing Road)の交わる場所にあり、総床面積は約3万7,500m2にのぼります。高架路と地下鉄駅からも近く、人民広場までは地下鉄で4駅、南京西路までは北に約5kmと、上海の主要商業地区への利便性も十分です。

今後は、オフィスの改修を行いながら建物構造とテナントミックスの最適化を通じて賃貸収入の向上を目指していきます。Building 1の5フロアには、最新設備を備えたサービスオフィス運営業者の入居がすでに決まっています。また、他の3棟についてもこの運営業者と協力して柔軟性の高いテナント重視のサービスを提供していきます。家具付きオフィスも完備しています。

今後は許認可手続きを経て、アップグレード工事自体は2020年9月着工、2021年第2四半期末の竣工予定を目指しています。

Midtown Jing An
上海 静安区

  • 取得年:2019
  • セクター:複合施設
  • 戦略:バリューアッド型
  • 総床面積:約3万7,500m2

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